遥か遠い昔?広告会社で働いていたこともあって、広告には人一倍関心があります。そんな僕が感じた広告に関することを勝手気ままに書き綴るコーナーです。

  スポーツ選手のCM起用は難しい/ナイキ  
  役者やアイドルなどのCM起用はその時点の人気で判断でき、スキャンダルにさえ注意すればいいけど、スポーツ選手の場合ははっきり結果が出てしまうだけに起用は難しい。今回W杯でベスト16まで残った日本サッカーで強く思った。

『見せてくれ、内田。お前が全力で相手の裏へ駆け上がる瞬間を!』とFIFAオフィシャルスポンサーであるソニーの目玉商品BRAVIAのCMに出ている内田篤人。
結局、岡田監督は内田を見せてくれさえしなかった。どんだけ悲しいCMになってしまったんだろうか。関係者半ベソだろう。
中村俊輔にしたって、ヤマダ電機としてはここまで出場しないとは思わなかっただろう。一番の安全パイで契約したつもりだっただろうに。
結局、うまくいったのは「僕にはできる」と訴求したアクエリアスの本田圭佑だけだ。

でも今回の活躍を踏まえて多くのCM出演オファーが選手達に届くだろう。
例えば、噂か本当か知らないが、ヘディングに命をかける闘莉王にはカツラメーカーからのオファーがあったらしい。
昔、養毛剤のCMで「髪は長い友」というのがあったので、今回ブレイクした長友も起用されるかもしれない。

ところで、W杯対象のナイキCMが呪いのCMと呼ばれ、ニューヨークタイムズでも書かれたとか、Twitterで話題になっている。
ドログバ(コートジボワール)骨折・敗退、カンナバーロ(イタリア)敗退、ロナウジーニョ(ブラジル)代表落選、カンナバーロ(イタリア )敗退、リベリー(フランス)チーム崩壊、ルーニー(イングランド)、C・ロナウド(ポルトガル)はベスト16止まりだったしね。
ナイキなんて運が悪いんだろう。そういえば、タイガーウッズもナイキのCM契約者の一人だったよな。

 
  選挙運動中の大スキャンダル?/ソフトバンク  
  いや、ソフトバンクのCMは相変わらず面白い。
参議院選挙間近なこの時期を狙って、お父さん犬のカイくんが思わず、龍馬らしき歌をバックに、つい『やります』と出馬を表明。さすが孫さんが大の龍馬ファンってことを感じさせてくれる。
ついで先祖の墓に挨拶して、風で麦わら帽子を飛ばして、思わず『父さん〜』って、そりゃ野性の証明でしょう。
そして選挙カーで選挙戦を戦う一連のCMシリーズだ。毎回、お父さんのつっこみが素晴らしい。
「ワンワン吠えている奴がいるようですが・・」と敵役の有吉もナイスな人選だし、『今乗り換えますと基本料10ヶ月無料です』との宣伝文句に、『それじゃ宣伝だ』と突っ込むお父さん。お母さんの「白戸次郎もお願いします」に対しての「も、じゃないだろう」という突っ込みもいい。思わず何度も見たくなるCMだ。

噂ではツイッターで浜崎あゆみがソフトバンクのCMに出演したいという要望を出したそうで、それに対して孫さんが「やりましょう」と回答したとか。当選した後の初の女性総理としてでも登場するのだろうか。今後どうなるのか楽しみなシリーズだ。

ところで、カイくんに子どもが二匹生まれたそうだ。
相手は樋口可南子ではなく、普通の犬。しかも別の犬ともさらに新しい子どもが生まれるらしい。
重婚?これが人間なら選挙期間での報道なので大スキャンダル。落選間違いなしだ。
いや〜、お父さん、犬で良かったね。

 
  ドッペルゲンガー?/ダイハツミラココア  
  最近のダイハツのミラココアの車のCMを見ていて、ウェンツ瑛士の彼女がいつの間にか山田優から西山茉希に変わったんだと思った。
まあ、『オシャレなヤツにはかなわない』とコピーで言われるように、かなり我がままな感じの彼女だったので、ウェンツが嫌になって新しい恋人を作ったのにも納得していたら、新しい恋人も我がままである。

今時の若者の姿を意識したCMであり、ウェンツはだめんずメンだなと思っていたら、どうも彼女役は最初から山田優ではなく西山茉希だったらしい。
不覚だ!完全に山田優だとばかり思っていた。顔だけじゃなく、声も似てるんだよね。

で、いろんな人のブログを見ていると多くの人が西山茉希を間違えて山田優だと思いこんでいたらしい。
う〜ん、こういったCMってどうなんだろうか。同じ業種のCMの場合、ブランドまで認識できない似たようなCMがあるけど、ダイハツのミラココアの場合は、認識だけはできているので成功しているのかも。
逆にブログでみんなが書いているということで話題にもなっているので、ひょっとしたら意識して、かなり高度なキャラクター設定をしたのかもしれない。

しかしあの二人、ひな壇芸人になると、同時に使っても意味ないんだろう。
でも、ひょっとしたらドッペルゲンガー芸人として売り出せる可能性があるのかもしれない。
 
  自虐CMにアッパレ/白元・JRA  
  いやはや自虐ネタもここまでくればアッパレ!座布団3枚だ。
白元の「防虫剤フローラルミセスロイド」、何かと話題の石田純一と東尾理子、さらに東尾修の三人が競演するコマーシャルだ。
シーンは東尾家の衣装箪笥からスタート。「しまっといたシャツ匂いついてないかな?」と東尾父が娘の理子に尋ねる。「大丈夫よ、フローラルミセスロイド使っているから」とシャツを渡すと、部屋中にいい匂いが。
「洗い立ての香りが純一さんみたい」と理子がいうと父が「やめろよ、純一って言うな!」と。でも妄想が入り、顔はいつの間には石田純一に。理子が思わず「純一さん(ハート)」と石田純一に変身した父親に抱きつくという内容だ。

いや、そもそも防虫剤とは悪い虫がつかないようにするもの。ミセスロイドはそれに香りもつけているのだが、実際に防虫効果がなく、娘に悪い虫がついてしまった東尾父が怒りながら石田純一とCMで競演してるってなんて皮肉なCMなんだろうか。
よく出演依頼を受けたものだと感心する。

顔が変わるCMというと、JRAの「うっかり変身」もそうだ。
合コンで仲良くなったと小池徹平がAKB48の篠田麻里子、大島優子、小嶋陽菜の三人を連れて競馬場に。
美女三人に思わず佐藤浩市の顔がデレっとしてしまいダチョウ倶楽部の上島竜兵の顔になるってCMだ。
佐藤浩市と上島竜兵の顔って実は似ているの?と世間にバレてしまったわけだ。
こちらも、よく佐藤浩市が企画をOKしたなと役者魂に感心したよ。

 
  SMAP×SOFTBANKクリスマスバージョンCM  
  盛り上がる年の瀬クリスマスイブにCM界で画期的な試みがあった。SMAPが「世界に一つだけの花」を5種類のバージョンで歌い、それぞれ民放5局で違うクリスマスバージョンCMを流したのだ。
今のソフトバンクのCMコンセプトはCOLOR LIFEのようで、『人それぞれ違う色がある、携帯もカラフルでね』ってことを訴求している。
だから曲は「世界に一つだけの花」だし、全局でジャズ、クラシックなど5種類のバージョンで流したんだろう。しかも、順番にCMを見るとバージョンは違えど、「世界に一つだけの花」が完成するという凝りよう。CM制作者としては楽しい仕事だっただろう。

いろんな人間、色を最も象徴できる場所ということでロケ地は人種のるつぼニューヨーク。背後にエンパイアステートビルに抜かされるまで世界一の高さを誇ったアメリカ繁栄の歴史を象徴するクライスラービルが見えるビルの屋上で撮影しているようだ。絵的にもなかなか格好いい。
嵐にトップの座を明け渡してしまったSMAPとしては、クライスラービルとの立場があまりにハマり過ぎて少し寂しさも感じてしまう。「世界に一つだけの花」ってある意味、負け犬ソングだしな。

ところで、COLOR LIFEのCMでは香取君がバナナをつかむシーンが最初に目につく。
やはりこれは現在、ドールのCMでバナナを頭に付けたドールマンを演じているからこその行動なんだろう。
やっぱり、クライアントは大切にしなくちゃいけないからね。

 
  PS3でファイナルファンタジー13  
  ファイナルファンタジー13がPS3で12月17日に登場する。DQやFF世代にとっては嬉しいニュースだ。
ということでCMがオンエアされているのだが、その内容が少し気になった。
小学校の先生が突然「先生は明日からお休みします」と宣言。それに対して生徒の一人が「どうして休むんですか」と尋ね、次にFF13のゲーム映像が流れるというものだ。こんなCMいいのだろうか?
ただでさえ我慢できないと言われる今の子供。それに対して模範となるべき先生がゲームが発売したから学校休むって、どうなの?
CM制作者の意図としては、先生でさえ休みたくなるほど楽しみなゲームって言いたいのは分かるけど、ダメでしょう。軽すぎるよ。好きなゲームあれば学校休んでもいいんだと気軽に子供達は思ってしまうよな。

確かに今は先生や警察って信用できないのかもしれないので、逆手にとっているのかもしれないけど・・・
そこまでするなら、国会映像で、野党が与党に対して「証人喚問に応じなければ審議に参加しない!」と宣言し、次の場面では野党が全員いない国会が映し出されるものの、実は野党みんなが裏でFF13で楽しんでいた。
なんてCMにする方が、文句ばかりいって審議にも出ない野党への皮肉や、ゲームの楽しさが伝えられていいと思うんだけどね。
因みに僕自身はFF13、欲しいけどPS3を購入する気はないので関係ないかな。

 
  最近のエコカー減税、補助金CM  
  時代が時代だけにエコカー減税、補助金等で車関連のCMは熱い。
ニッサンはアルプスの少女ハイジならぬ低燃費少女ハイジを使って自然なエコを印象づけたかと思うと、ダイハツはカクカクシカジカで鹿キャラのカクシカさん、ホンダはスヌーピー達を起用している。
声優にもこだわっているようで、ハイジの声は友近、その他の役はすべて次長課長の河本準一。カクシカは生瀬勝久だというからなかなかユニーク。

そんなエコカー減税のCMで一番目立っているのが今年最もブレイクした子役である加藤清史郎くんを起用したトヨタじゃないだろうか。
こども店長」って響きが可愛くて、いい。しかも最近ではハニカミ店長というライバルまで登場してその地位も危うくなっているのが楽しい。
いくら天地人で人気だったからといって店長が泣くシーンがCMに登場するのって史上初じゃないだろうか。
いや〜、今年大注目の加藤清史郎くんに、いまさらハニカミ感のある石川遼をぶつけてくるって配役も絶妙。

清史郎くんはACCでの2009年CMベスト演技賞も受賞し、次はリポビタンDのCMに出演したいとコメントを残した。また次回共演したい女優に対する質問には高島礼子だというから、その渋さに驚きだ。
もはや「こども店長」ならぬ「こどもオヤジ」じゃないだろうかね。

 
  レレレのレオパレス  
  レレレのおじさんがCMに登場。それも松平健がレレレのおじさんを演じる。
まあ独特の怪しい雰囲気を醸し出す面白いキャスティングだけど、最近の暴れん坊将軍は何でもやるんだね。
CMの世界感はもちろん、天才バカボンの赤塚ワールド。「赤塚区レレレ町」という町名や「バカ田大学」のバス停の時刻表、「(株)赤塚商店」と刻まれたゴミ収集車があったりと、随所にお遊びが。
そのうちシリーズでバカボンやバカボンパパなども出てくるのかもしれない。
案外、はじめての賃貸ってことで、グリコのCMのように、大きくなった「はじめちゃん」が登場するのかもね。

バカ田大学に合格した高校生役を演じるのは童顔代表の小池徹平。ラーメン大好き小池さんまで登場したのかと思っていたら、ラーメン大好き小池さんは、おばけのQ太郎だった。
グリコのサザエさんから始まったアニメキャラを現実化してのCM展開、バカボンと続き、これからも懐かしのアニメが現実化してどんどん登場しそうな気がする。

 
  地デジタル放送に、アリエール、トヨタリース  
  草なぎ君が公然わいせつで逮捕されたことで、広告業界が大騒動に巻き込まれている。各社一斉に打ち切りや出稿停止、保留となっている。
鳩山総務相も怒った『地上デジタル放送普及PR』をはじめ『トヨタ自動車』『ピー&ジー』『公共広告機構』など、NTT東日本のSMAPもいれると全部でいくつになるんだろうか。地方でのCMもあるだろうし、把握できないや。

彼はもともと酒好きで有名だったようで、『ピー&ジー』じゃないけど、こんな事件もアリエールだったわけだ。
でもね、別にそんなに悪い事なのかね。確かにすごく恥ずかしいことだけど、服はキチンと折り畳んで脱いでいたようで、どうも酔っぱらって自宅に戻ったと勘違いしたような感じだ。企業サイドにも笑って許せる度量があればいいと思うんだけどね。逆に今ならこの騒動でCMも注目されると思うし。
『地上デジタル放送普及PR』なら、ゴースト画像に草なぎ君のナレーションを 入れて、「今は僕が見られません、でも2011年7月からはアナログ放送が見られません」なんてCMをオンエアすると効果ありだと思うけどね。
環境問題だって、裸は究極のエコだろうし。何でも横並びじゃなく、中にはそのままCM続ける企業がいてもいいと思う。

ところで、まずは謝罪会見を行った草なぎ君、いずれ復帰会見も近いと思うけど、 その時はぜひ、
「裸一貫で出直したいけど、裸ではまずいので、パンツ一丁で出直しました」といって、グンゼあたりのパンツメーカーの新キャラクター発表会と一緒に実施したら、効果絶大だと思うんだけどね。グンゼさん、考えてみませんか?

 
  上戸彩と相武紗季は同じ路線キャラ?  
  JALのCMキャラクターに相武紗季が決まった当時、少し驚いた。
そもそも、日本航空を舞台とするアテンションプリーズの主役は上戸彩で、相武紗季は同じCA仲間の一人にすぎなかったからだ。
普通CMに使うなら主役じゃないの?やっぱ、官僚的な日本航空では上戸彩的ハヤメチャ娘ではマズイということだったのだろうか。それとも、金銭面など条件が合わなかったの?とにかくこれが最初の違和感。

上戸彩はテレビドラマではアタックNO.1の鮎原こずえ役も演じた。
で、そのドラマには相武紗季は出演していないけど、現在オンエア中のOCNのCMではそのアタックNO.1をモチーフにしたCMで相武紗季が鮎原こずえ役 をやっている。
『OCNなら平気なの』ってやつだ。

世間は春の入社シーズンだが、AOKIは上戸彩で、洋服の青山は2009年2月から相武紗季がCMキャラクターだ。これも二人が同時にライバル関係。
これらの三つのことを考えると、業界では二人はどこか同じキャラクター的な位置づけだということなんだろうか。 CMではある意味、どちらが出演していたのか、気をつけないと、こんがらがってしまう関係だ。

ところで、相武紗季の前に洋服の青山のキャラクタ−だった松浦亜弥が出ているサントリーのビタミンウォーターのCM。
つい最近まで青山で出演していたこともあり、一見スーツのCMかなと思って見ていると速水もこみちが出てきてサントリーのビタミンウォーターのCMだとわかるやつだ。明らかに青山を意識している。
こちらも、見終わった後にアレ??って考えさせられる。

広告は時代を映す鏡だっていうけど、誰が何のCMに出ているか分かり難い時代、今の世の中の混迷ぶりを現しているんだとしたら、高度なCMだなと感心してしまう。

 
  江崎グリコ:「オトナグリコ」  
  グリコの新しいCMが話題になっている。といっても僕の周りだけだけど。
サザエさんといえば、いつまでもたっても年齢が変わらない化け物みたいと昔から言われていた。なんたってサザエさんは24歳、カツオは11歳、ワカメは9歳である。そして波平の54歳には驚いてしまう。どう見ても70代のおじいさんでしょう。
サザエさんを初めてテレビで見た時にカツオは僕より年上だったはずなのに、それがいつの間にか遥かに追い越してしまっている。 そして今ではいつの間にか天才バカボンのパパの年齢まで超えてしまってるのがショックだ。それがいずれ波平まで超すのかと思うと恐ろしい。

さて、そんな年齢が変わらないはずのサザエさんなのに、みんな大人になっている! これにはビックリ。もちろんこれがこのCMの狙いだ。
オトナグリコ』、大人のためのグリコである。法事で部屋に集まったワカメ、タラオ、イクラ。そこに相変わらず野球をやっている36歳のカツオが戻ってくる。まさにカツオはいくつになってもカツオのままだ。いや、単純に定職につかずにニートになってるだけなのかもしれないけど・・
いつまでも子供の心を持ちながら、身体だけ大きくなった大人!それがオトナグリコなんだろうか。

25年後ということは、波平は79歳、ひょっとしたらこの法事は?って思ってしまう。 サザエさんにしても49歳、マスオさんは53歳だ。この二人ならオトナグリコじゃなく、JR東日本の「大人の旅倶楽部ミドル」なんかがいいんじゃないの?

よく、おとぎ話の場合、その後のシンデレラは、姑とうまく行かなくて離婚してしまいましたとか、王子にDVを受けて、離婚しましたとか、パロディで考えられるけど、このサザエさんも「その後」ぽくっていいね。
イクラちゃんなんかはさすが、サケの子だけあって、ちゃんとスーパーカーに乗れるような大物になって帰ってきた。
このシリーズ継続して欲しい。でも、気にしてるんだけど、なかなかオトナグリコの商品見つからないんだけど。・・・誰かに間違って大人買いされているんだろうかね。

 
  全日空:「スーパーエコ割」  
  元々JALと比べてCMのセンスがよいと評判だったANAだが、最近はいろいろ?な感じがする。
速水もこみちを起用した「トラ牧場」のCMでは、その牧場でワシントン条約で禁止されているトラ肉を食べさせることが分かって、CMは急遽打ち切りとなった。ドラマのレガッタだけじゃないんだ、打ち切りって・・。何だか運がなさ過ぎ、もこみち。
業界の重鎮である和田アキ子を使った「旅割」にも驚く。かなり勇気のいるキャラクター起用だ。
JALの相武 紗季に対抗してを和田アキ子でいいのだろうか?むしろ逆なら、少しは納得するんだけど・・・
JALの国内線ファーストクラスに対抗したプレミアムクラスのCMもネット上で多くのジェットセッターが文句を書いている。大体プレミアムクラスで座れる飛行機自体がほとんどない中、あんなCMを流すのは単なる料金値上げで詐欺だというわけだ。ちゃんとシートが変わった機材だけ値段を上げればいいのに、ちょっと迷走している感じがする。

そんな中、話題の映画「花より男子ファイナル」と連動したCMがオンエアされている。ハナダン好きにとっては嬉しいCMだ。
道明寺が「おい牧野!旅に出るぞ!」と言い放つと、つくしが、「急すぎ、だっつーの!」と、おなじみのセリフで返答する。急な海外でもスーパーエコ割なら大丈夫というわけだ。
しかし、しかしですが、道明寺財閥の御曹司がスーパーエコ割なんかに乗るんでしょうか?やっぱ、自家用ジェットで移動だと思うんだけどね。一種のギャグCMなんだろうか?よく考えると違和感一杯のCMだっつーの!

 
  リクルート:「ゼクシィ」  
  最近なかなか気になるCMが結婚関連雑誌のゼクシィだ。
ゼクシィといえば加藤ローサが花嫁姿で出てきた時が衝撃的だった。今まであまりいないタイプの幻想的な女性だったので驚いた記憶がある。今では女帝のせいか、熊本にいそうな女の子って印象になってしまったけど。
さて、最新のゼクシィでは森絵梨佳が出演しているらしい。渡部豪太が書店でゼクシィを購入するのを見て「あれ?あれ?あれ?」ってからかうように覗き込む姿が非常に愛らしい。結婚への期待感いっぱいである。見ていて微笑ましいCMだ。
男性的にはプロポーズっていきなりなので考えるけど、雑誌買うぐらいは気軽でいいかって気にさせるCMだ。それで彼女が喜んでくれるのならね。
その意味ではなかなか次の一歩が踏み出せないカップルの場合、女性が書店に連れて行き、ゼクシィ購入をおねだりするって効果的なんだろうな〜。
喧嘩したカップルなんかの場合、男性がゼクシィを購入して机の上にさりげなく置いておくだけで速攻で仲直りできそうだ。
意外と雑誌購入に繋がるいいCMのような気がします、今のゼクシィのCM。

 
  ソフトバンク:「ボーイズビアンビシャス」  
  やっぱ、復活の一回目ってソフトバンクのお父さん犬のことを書きたい!
お父さんの台詞の中で、「ボーイズビアンビシャス」というのがあった。もちろんクラーク先生の言葉というのはみんな知っているし、ホワイトプランが学生対象であるからこその台詞だけど、最初からそれを見越してお父さんの職業など決めていたのだろうか?
というのは、お父さん犬は北海道犬だからだ。そこで「ボーイズビアンビシャス」が出てくるとは凄すぎる。これ以上ないコピーだ。このために北海道犬にしたのかね。
このシリーズとにかく深い。お父さん犬が日本を旅する時にかかる「いい日旅立ち」も、CM制作者が昔、JR のCMで使った曲だしね。
お父さんが先生で、お母さんが校長というナイスな設定だから家庭で喧嘩にもならない。やっぱ、犬だけに夫婦喧嘩は食わないのだろうな。
 
     
     
     
     
     
 
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