トリガーポイント研究会
本会は、鍼灸臨床において鍼灸師が技術職人として誇りをもって治療する為、プラセボを遙かに超える技術を確立しようと努力する研修組織です。
それには鍼灸治療を2000年前の宗教的治療理論から解き放ち、科学的理論に立脚して行う必要があると考えます。
臨床現場でよく効く鍼が打てた時の生体反応を詳細に観察し、論理的に情報を選別して解釈し、より正しい理論の探求を続けています。
未だ道半ばですが、それでもこれまでの東洋医学的鍼灸治療、現代医学的疼痛治療とはひと味もふた味も違う効果的治療技術を産み出すことができました。
技術史、科学史を紐解くなら、我々の前進は当分続くプロセスだと確信します。
本会代表を務める関西鍼灸大学の黒岩の手で、飛躍的に発展したトリガーポイント、責任トリガーポイント論とその理論が提供する治効の両面から我々の意気込みを感じ取っていただければと思います。
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